• HOME
  • : 国際フィールドスクール

国際フィールドスクール

International Field School in Rebun Island
国際フィールドスクール・イン・礼文島

rebun花の浮き島としても知られる礼文島において7月下旬から8月にかけて国際フィールドスクールを開催します。
調査地である島の北端の船泊湾一帯には、数千年間の長きにわたって形成された砂丘の堆積層の中に長期的な気候環境変動とここで生活した人類集団の生活の痕跡が厚い貝塚層をともなって残されています。
この国際フィールドスクールでは、さまざまな領域の専門家をインストラクターとして招聘して、直接フィールドにおいて最新の調査技術や研究分析の注意点などを学びます。
rebunまたカナダやイギリス、そして日本を中心に各国から参加した学生の交流を通して、新たな課題の発見や研究テーマの選定についての議論を行います。

この国際フィールドスクールに参加する学生や若手研究者には、歴史文化遺産をどのように地域社会の資源として活用できるのかを議論してもらいます。

また北海道島をふくめた北日本の先住民文化であるアイヌ文化の成立過程の解明には、礼文島の調査から得られる成果も大きく寄与することが期待されており、プロジェクトでは調査研究の実施過程でのアイヌ民族の参画や調査成果の共有を重視しています。

先住民歴史文化遺産の保存と活用に関する国際的な課題をこと日本列島内に限ることなく、世界的な視野から議論していくことも本研究計画の重要な柱の一つです。

rebun

2017年 国際フィールドスクールの案内

2017年、北海道大学アイヌ・先住民研究センターは、礼文島において考古学発掘調査をともなう国際フィールドスクールを開催します。この考古学調査は、北海道大学アイヌ・先住民研究センターが調査主体者となり、日本学術振興会の研究拠点形成事業(先端拠点型)の一環として行います。

∮実施期間:2017年8月1日から2017年8月21日まで※期間中、日曜日は遺跡での発掘調査を休止いたします。
∮調査地:北海道礼文町浜中地区
∮フィールドスクールでの実施項目:

    1. オホーツク文化期の貝塚調査
    2. 縄文文化期の生活面の調査
    3. 遺跡周辺の環境調査
    4. 動物考古学調査方法の実習
    5. 古代DNAサンプリングの実習
    6. 自然人類学的基礎知識の実習

※ 海外からは米国、英国、台湾、フィンランド、ロシアの学生、院生が参加予定。
※ 調査期間中に東京大学理学部形質人類学教室の夏季実習、北海道大学全学教育の新渡戸カレッジ用一般教育演習、大学院共通科目RJE3野外調査実習が同時に実施されます

※本年度の参加者の募集は締め切りました。

2016年 国際フィールドスクールの案内

2016年、北海道大学アイヌ・先住民研究センターは、礼文島において考古学発掘調査をともなう国際フィールドスクールを開催します。この考古学調査は、北海道大学アイヌ・先住民研究センターが調査主体者となり、日本学術振興会の研究拠点形成事業(先端拠点型)の一環として行います。


∮実施期間:2016年8月1日から2016年8月21日まで※期間中、土・日は遺跡での発掘調査を休止いたします。現場は8月20日に撤収します。
∮調査地:北海道礼文町浜中地区
∮フィールドスクールでの実施項目:

    1. オホーツク文化期の貝塚調査
    2. 縄文文化期の生活面の調査
    3. 遺跡周辺の環境調査
    4. 動物考古学調査方法の実習
    5. 古代DNAサンプリングの実習
    6. 自然人類学的基礎知識の実習

※ 海外からはカナダ、米国、英国、ロシアの学生、院生が参加予定。
※ 調査期間中に東京大学理学部形質人類学教室の夏季実習、北海道大学全学教育の新渡戸カレッジ用一般教育演習、大学院共通科目RJE3野外調査実習が同時に実施されます。

※参加者募集要項(英語版のみ)International Feild School in Rebun island 2016.pdf

※本年度の参加者の募集は締め切りました。

 2015年 国際フィールドスクールの案内

2015年、北海道大学アイヌ・先住民研究センターは、礼文島において考古学発掘調査をともなう国際フィールドスクールを開催します。この考古学調査は、北海道大学アイヌ・先住民研究センターが調査主体者となり、北海道バイカル考古学プロジェクト<BHAP>(事務局:アルバータ大学、カナダ)が連携参加しています。

詳細はPDF『2015年度 礼文島国際フィールドスクールについて』をご覧ください。


∮実施期間:2015年8月1日から2015年8月31日まで※期間中、土・日は遺跡での発掘調査を休止いたします。現場は28日前後に撤収します。
∮調査地:北海道礼文町浜中地区
∮フィールドスクールでの実施項目:

      1. 浜中砂丘域での考古学調査
      2. 遺跡周辺の環境調査
      3. 動物考古学調査方法の実習
      4. 古代DNAサンプリングの実習
      5. 自然人類学的基礎知識の実習
      6. 高精度測量機器を利用した測量実習

∮北海道大学での事前レクチャー:2015年7月25日(土)


※ 海外からはカナダ、米国、英国、ロシアの学生、院生が24名参加。
※ 調査期間中に東京大学理学部形質人類学教室の夏季実習、北海道大学全学教育の新渡戸カレッジ用一般教育演習、大学院共通科目RJE3野外調査実習が同時に実施されます。

2014年度国際フィールドスクールの案内

§ 実施期間:2014年8月1日から2014年8月31日まで
§ 調査地:北海道礼文町浜中地区
§ フィールドスクールでの実施項目
 1)浜中砂丘域での考古学調査
 2)遺跡周辺の環境調査
 3)動物考古学調査手法のレクチャー
 4)古代DNAサンプル調査のレクチャー
 5)地中探査レーダーおよび3Dスキャナによる遺物測量実習
§ 北海道大学における事前レクチャー:2014年7月26日(土)

 ※本年度の参加者の募集は締め切りました。

2013年度国際フィールドスクール

§ 実施期間:2013年7月22日から2013年8月20日まで
§ 調査地:北海道礼文町浜中地区
§ フィールドスクールでの実施項目
 1)浜中砂丘域での考古学調査
 2)遺跡周辺の環境調査
 3)動物考古学調査手法のレクチャー(アラスカ大学D. Yesner教授)
 4)古代DNAサンプル調査のレクチャー(山梨大学 安達登教授)
 5)地中探査レーダーおよび3Dスキャナによる遺物測量実習

なお、海外からはカナダ、米国および英国の学生、院生が20名ほど参加しました。。
また、プロジェクトコアメンバー以外に、 Prof. B. FITZHUGH (University of Washington, USA)、 Prof. D.YESNER (University of Alaska, USA)、 Prof. J. HABU (University of California, USA) 、 マーク・ハドソン教授(西九州大学)が参加し、学生向けのレクチャーが行われました。

募集

プロジェクトでは、調査に参加を希望する学生・大学院生を募集します。
詳細などは、下記お問合せ先(プロジェクト事務局)までご連絡ください。

 

pagetop

© 2013 Core to core: ARCHHEN all rights reserved